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シリコンバレーの書道会、五葉社中へようこそ
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Connecting Words and Brushstrokes

五つの愉しみ
素、無、智、磨、共。
五葉社中はこの五つの愉しみを大切にしています。
「素」Simple。ありのままの自分を愉しむこと。
「無」Silence。書に向かい、無になる自分を愉しむこと。
「智」Sapience。先人の言葉や作品を愉しむこと。
「磨」Skill。上達する自分を愉しむこと。
「共」Share。書友との時間、気持ちの共有を愉しむこと。


数千年の時の流れを生き抜いた漢字の生命力。
書道の起源は、中国最古の王朝である殷代(紀元前17世紀-紀元前11世紀)に生まれた甲骨文字に遡ります。
甲骨文字は獣の骨や亀の甲らに刻まれた文字で、主に占いの言葉が書かれていました。
これらの文字が文字表現の始まりとされています。
その後先秦時代(紀元前771年 - 紀元前221年)には、経典や詩などが書かれ、文字の進化が進みました。この時代には、文字を美的に表現する意識が芽生え、書の技術が向上していきました。
秦漢時代(221年)始皇帝による統一後、文字の統一が進み、小篆(小篆書)が制定されました。これは印を押すための文字としての性格が強かったと考えられています。
以来、数千年の歴史を経て、書は少しずつ形を変えながらも、今も漢字文化圏において重要な芸術の一分野として存在しています。
漢字の書を味わうことは、すなわち、漢字を取り巻く数千年の歴史をあじわうことでもあるのです。

日本人の情緒を描くために生まれた、かな文字の美しさ。
もともと日本には文字がなく、5世紀ごろから中国の漢字を借りて文字を表すようになりました。奈良時代に成立した万葉集に代表されるため、これらは「万葉仮名(まんようがな)」と呼ばれます。
例) あいうえお→阿伊宇江於
その後、日本固有の地名や人名、そして日本人の気持ちを表すには不便なので、平安時代に漢字をくずして、「仮名(かな)」が作られました。
例) 安→あ 以→い

えっ、かなって46文字じゃないんですか?
漢字を崩してかなが生まれ、日本人の気持ちを自然に表せるようになりました。
しかし一つの音に対して自由に漢字を選んでかなを作ることが許されたため、大量の仮名が生まれてしまいました。たとえば「あ」という音に対して安、悪、愛、阿といった複数の文字を崩したかながそれぞれ作られたのです。その結果、かなは三百種類以上、細かい書体の違いも含めると数万種にも上ったと言われています。
これでは不都合が多いため、1900年(明治33年)に日本政府が一音一字と定め、現在の五十音(47文字)を制定しました。その時に選ばれた漢字を字母、それ以外を変体仮名(へんたいがな)と呼びます。
現在も身の回りで見ることができる変体仮名もあります。


楷書、行書、草書、隷書....同じ文字でも書体で印象が全く変わるんですね。
漢字の書道には楷書(かいしょ)、行書(ぎょうしょ)、草書(そうしょ)、隷書(れいしょ)、篆書(てんしょ)の五つがありますが、古い順に並べると以下のようになります。
篆書 秦の始皇帝(BC247-BC210)が制定したといわれる最も古い書体です。線の太さは常に一定、横画は水平、縦画は垂直、基本的に左右対象。現在は印鑑に使用されています。
隷書 篆書の次に古く、篆書を簡略化した直線からなる書体です。後漢(25-220)に最盛期を迎え、草書、行書、楷書の元になりました。現在では日本のお札に見ることができます。
草書 漢代に隷書を速筆する目的で派生したと考えられています。点画を省略しているため判読が難しいですが、表現の自由度が高く、作者の情緒が自然に現れる書体でもあります。
行書 表現の自由度はある程度高く、草書が私文書で使われる砕けた筆記体である一方、行書は公務文書や祭礼などより厳粛な場で使われた書体と言われています。
楷書 一画一画を続けずに紙から筆を離して書くのが特徴です。正式な文書に用いられるため表現の自由度は低く、厳格なルールが存在します。最後に確立した書体ですが、最初に学ぶべき書体でもあります。

はい。子供達に「書きたい字を書いてごらん」といいました。
もし子供たちに、好きな言葉を書いていいよ、と言ったらどんな言葉を書くでしょうか。
年に一度の発表会では、子供達は自分の好きな言葉を書くことになっています。
漫画だったり、ゲームだったり、旅の思い出だったり、食べ物だったり。子供達は自分の関心から、素直に心に響く言葉を選びます。その自由な表現を楽しんでください。

たとえ漢字が読めなくても、その美しさや深さは伝わるのです。
書道はいうまでもなく漢字文化圏で育まれたものです。しかし非漢字文化圏の人々であっても、その美しさ、深みをわかってもらえる場面は少なくありません。
また時として、漢字が読めないからこそ、意味ではなくその様式の美しさを汲み取ることができる場合もあるのです。これは漢字を育てた長い歴史のなせる技かもしれません。
個人宅や学校で開催されるイベントを通じて、積極的に書道の楽しさ、美しさを伝える活動を行っています。

わくわくドキドキの発表会。
書道を始めたばかりの時は、「自分の字を人に見せるなんて」と思うかもしれません。
でも書道は、練習すれば確実に上達します。その上達の結果を家族や友人に見てもらうのはちょっぴり恥ずかしいけれど、大きな励みもになります。
五葉社中では、年に一回、生徒さんの作品を家族や友人に見てもらう作品展を開いています。
自分の作品を見てもらって意見を聞いたり、友達の作品を見て筆使いを学んだり。とても充実した1日です。

年始恒例の一文字書き初め。
昨年の自分を振り返り、今年の目標を考え、それを表す文字を選び、紙に書く。
そしてその文字に込められたストーリーや思いみんなで共有。年の初めの大事な時間です。

ロゴは会社の顔です。

大筆パフォーマンスは、やり直しができない「瞬間の芸術」です。
書は、つけ足したりなぞることはできません。一箇所でも失敗すれば最初からやり直しになります。だから同じ文字を何度も何度も練習して、最高の一枚を仕上げるのです。
大筆パフォーマンスはその極致とも言えます。観衆が見守る中で、作品を完成する工程を見せるわけですから、一瞬たりとも気を抜けません。
書く文字とスタイル、レイアウトは毎回テーマに応じて変えるので、毎回デザインし、繰り返し練習して本番に望みます。でも練習した通りにはなかなか書けないのが大筆の難しく楽しいところです。
集中する時間、自分に向き合う時間、気持ちいい時間
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